車検と廃車との税金の違いとは

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自動車税を滞納すると最悪の場合、財産差し押さえという事態になってしまう危険性があります。このように自動車税は自動車を所有する者全てに課された義務ですが、例外的に税を支払わなくて良いケースがあります。
それは車検が切れていた期間の税金です。車検の切れた自動車は公道を走ることが禁じられています。したがって車検切れの車は一般の乗用車として認められていません。このように車検の切れた自動車としての機能を果たさない車には自動車税課税保留制度と言って、車検が切れていた間の自動車税のみ納税義務が免除されます。廃車と異なり車検を通すと再度納税義務が発生します。
ただし、自動車税は地方税であるため、各都道府県によりその制度が異なります。自動車税課税保留制度がある地域とない地域があるので、車検切れの自動車を持っていたが1年分の税金を支払い済みという方は都道府県税事務所に問い合わせてみましょう。この制度が適用されている地域であれば車検切れの間の自動車税が還付されるので、確認してみる価値があります。

自動車税を納税していなくても車検は受けられるのか

車検を受けるには自動車税の納税が必須です。税金を滞納していて車検を受けたい場合には車検前に必ず税金を支払わなければなりません。まず、納税に関しては納税証明書がその年度の4月末に納税通知書と一緒に送られて来ます。そして納税を済ませると所定の印鑑が押印されますが、この押印済みの納税証明書が車検の際に必要になります。
車検を受ける年の前年にさかのぼって未納の場合は、すぐに過去の滞納額を全額支払って納税証明書を発行してもらいましょう。車を使用していなかったので、その年度の税金を納めなかったが、その車が必要になったので車検を受けようとしてもすぐには受けることができません。自動車税を未納のままで、車検を受けるまで3週間を切っている場合は大至急納税して納税証明書に収納印を押印してもらいましょう。
ただし、2015年から納税証明書の電子化がスタートしており、一定の条件を満たせば納税証明書の提示を省略することも可能となっています。あくまでも、提示が省略できる場合があるというだけで、納税していなくてもいいというわけではありませんので注意しましょう。

自動車税が未納でも廃車できるのか

自動車税が未納でも廃車は可能です。しかし廃車にしても自動車税の支払いが全額免除とはなりません。廃車後の税金の請求はなくなりますが、廃車前に請求されている税金への支払い義務は残ったままです。これを滞納すれば延滞金が発生します。廃車手続きと自動車税は管轄が異なります。廃車は面倒な手続きが必要ですが、乗らない車であれば早めに廃車手続きをした方が費用面でお得です。このような手続きや引取りを専門にしている業者もあるので相談されてはいかがでしょう。